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大企業リストラ一覧【2023年最新版】|リストラ時代を生き抜く方法

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2022年は有名大企業でのリストラが目立ちました。2023年はどんなリストラが待っているのか・・・

会社で働いている以上ぼくたちビジネスパーソンは、リストラとは切っても切り離せない関係にあります。

そこで、リストラされないためにどうすべきか、またリストラに遭遇したときにどうすべきなのかを徹底解説します。

リストラの情報は原則企業の適時開示の情報を基にまとめていますが、一部、マスメディアの報道を採用しています。

「リストラされないために今からやっておくべきことを知りたい!という人」は『リストラされないために今からすべきこと』をチェックしてくださいね。

早期・希望退職というリストラ

民法上は会社が一方的に解雇できない

「リストラ」と聞くと、「はい、きみはクビね。明日から来なくていいよ。」といった一方的な解雇をイメージするのではないでしょうか。

でも実は日本の民法上、会社は一方的に社員を解雇することは難しいです。

使用者からの申し出による一方的な労働契約の終了を解雇といいますが、解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)。解雇するには、社会の常識に照らして納得できる理由が必要です。

出典:厚生労働省:労働契約の終了に関するルール

社員は会社の大切な資産である一方で、大きな固定費でもあります。

業績不振などの会社の都合で人員を削減したい場合は、いわゆる整理解雇として、「早期退職」「希望退職」を会社が社員に呼びかけます。

特にミドル〜シニア社員の給料は若手よりも高い傾向にあるので、社員の年齢を特定した募集(例:45歳以上の社員など)がよくみられます

早期・希望退職は優遇措置がある

早期退職制度や希望退職制度では、以下の優遇措置がとられることがあります。

  • 上乗せ退職金
  • 再就職支援

退職金を用意している会社では、転職などを理由に社員自ら会社をやめる自主退職と会社都合の退職では支給金額が変わる仕組みがあります。

会社都合の退職の場合は、自主退職にはない特別退職金の加算があるので、その分、退職金が多くもらえます。

なので、早期・希望退職の募集があると、一定数の人が応募するわけですね。

優遇措置の内容や有無は会社によって異なり、すべての会社で約束されているものではありません。

2023年大企業のリストラ一覧

さて、2023年もリストラは待ってくれません(笑)年初から早々に希望退職・早期退職の適時開示がありました。

早速みていきましょう!

企業名 早期・希望退職の内容 募集人数 応募人数
リーダー電子 35歳以上の社員(正社員、契約社員、嘱託社員) 10程度 14
タカキュー 年齢35歳以上から64歳未満の正社員、地域限定正社員、エリア社員、再雇用社員 100程度 96
クックパッド 6つの廃止事業及びコーポレート部門の従業員(正社員・契約社員・パートタイム従業員)ただし、エンジニア職及びデザイナー職を除く 40程度 73
片倉工業(トーアエイヨー) 45歳以上の正社員のほか、契約社員、再雇用社員 50程度 61
ザッパラス 占い関連部門に従事する従業員 30 40
今仙電機製作所 50歳以上の当社正社員、準社員及び再雇用社員 150程度 154
カシオ計算機 開発部門、生産管理部門、サービス部門、物流部門に在籍する勤続10 年以上の社員の内、マネジャーを除く50歳以上の社員 特に定めない 78
パンチ工業 全部門の従業員 200程度 205
塩野義製薬 50歳以上かつ勤続年数5年以上の社員 200程度  
CARTA HOLDINGS 満45歳以上(CARTA COMMUNICATIONS 社に所属する者については原則として満 40 歳以上)の正社員、契約社員及び嘱託社員で、会
社が認めた者
70 93
ピンテック(パンチ工業子会社) 全従業員(会社解散のため) - 73
ブイキューブ (対象従業員の記載なし) 20 43
東海染工 浜松事業所に勤務する者で、2024年1月15 日時点で満57歳以上の正規社員 10程度 1
三光産業 正社員 20程度  
ジャパンクラフトホールディングス 藤久株式会社の正社員 90程度  
オートバックスセブン 満50歳から57歳かつ正社員として勤続10年以上の者 100 16
アマナ 当社グループに在籍する社員 100程度  

たつの
個人的にはクックパットの業績の落ち込みが気になっていたので、「やはりか・・・」という感じでしたね。

2022年大企業のリストラ一覧

2022年の大企業でのリストラの一覧です。

企業名 早期・希望退職の内容 募集人数 応募人数
フジ・メディア・ホールディングス 50歳以上かつ勤続10年以上の社員 不明 不明
博報堂DYホールディングス 50〜59歳で勤続5年以上の社員 100 不明
武田薬品工業 子会社日本製薬を対象とした希望退職募集 不明 不明
東京ソワール 40歳以上の従業員 50 44
アステラス製薬 グループ会社含めた社員 450 650
JT(日本たばこ産業) 46歳以上の社員、パートタイマー、シニア社員 2750 2868
ダイドーリミテッド ダイドーフォワードに在籍し、店舗に勤務する社員(正社員、契約社員および 再雇用契約社員) 100 104
常磐興 契約社員を除く46歳以上の社員 50 31
昭文社HD 41歳以上の正社員 - 19
オリオンビール 30歳以上の社員を対象に早期退職を募集 不明 不明
スーパーバッグ 50歳以上 59 歳以下の正規社員・60歳以上64 歳以下の定年再雇用社員 40 19
富士通 50歳以上の幹部社員 - 3031
協栄産業 52 歳以上 59 歳以下の勤続10年以上の正社員 30 27
共同印刷 2018年に導入した中高年社員対象の「転進支援制度」利用者増加 不明 不明
加藤製作所 45歳以上 65 歳未満勤続年数10年以上の正社員・65歳未満の正社員以外の社員 100 119
平和 当社と子会社の40歳以上59歳以下の正社員 250 255
日本アンテナ 満年齢55歳以上かつ勤続3年以上の管理職および満年齢50歳以上かつ勤続3年以上の一般職 50 36
津田駒工業 50歳以上65歳未満の正社員および60歳以上の嘱託社員 100 48
ダイドーリミテッド 株式会社ダイドーリミテッド・株式会社ダイドーフォワードに在籍し、満40歳以上
の本部に勤務する従業員
20 18
シャルレ 「50歳から60歳」かつ「社員勤続年数10年以上」の社員、「60歳から63歳」の再雇用嘱託社員 25 38
旅工房 年齢30歳以上の正社員 70 28
タキヒヨー 満40歳以上の総合職・一般事務職・嘱託職社員(販売職除く) 150程度 95
PHCHD PHCホールディングス株式会社・PHC株式会社本社部⾨の勤続10年以上の社員および再雇⽤者で会社が認めた者 設定なし 85
大幸薬品 満40歳以上59歳未満の正社員・無期雇用社員 30程度 24
株式会社ヘリオス 退職意思を表明していない正社員(研究部を除く) 30 20
三菱製紙 三菱製紙株式会社 60 20
日本ペイントホールディングス 国内グループ8社並びにその国内子会社並びに孫会社 設定なし 271
桜護謨(さくらゴム) 満50歳以上64歳未満かつ勤続期間が3年以上の社員・再雇用社員 10程度 7
ワコール 2023年3月末日時点で勤続年数が15年以上の株式会社ワコールの従業員で、販売職を除く以下の者
①満45歳以上の管理職層未満の正社員及び無期雇用契約社員
②満50歳以上の管理職層の正社員 ③定年後再雇用者
250  
大王製紙 65歳未満の一定の条件を満たす管理職層 (勤続3年超)
40歳以上の総合職一般社員層 (勤続3年超)
未定  
ナイガイ 満45歳以上かつ勤続3年以上の正社員及び契約社員(販売職を除く) 40程度 40
アールシーコア 満35歳以上58歳以下の正社員 25  
曙ブレーキ工業 以下に勤務している社員。曙ブレーキ岩槻製造株式会社、曙ブレーキ工業株式会社(生産部門 館林鋳造所) 50程度 60
ホッカンホールディングス 正社員、臨時社員および契約社員(一部52歳以上) 計95程度  

このうち、あなたも一度は耳にしたことのある有名企業の早期・希望退職の概要をご紹介していきます。

フジ・メディア・ホールディングス

出典:フジ・メディア・ホールディングス

子会社のフジテレビジョンで50代社員のセカンドキャリアの支援と今後の選択肢を増やすことを目的とした「ネクストキャリア支援希望退職制度」として、希望退職者を呼びかけました。

対象者:満50歳以上、かつ勤続10年以上の社員

募集期間:2022年1月5日~2月10日

退職日:2022年3月31日

優遇措置:通常の退職金に加え特別優遇加算金を支給するとともに、希望者に対して再就職支援を実施

出典:当社連結子会社における「ネクストキャリア支援希望退職制度」に関するお知らせ

人気アナウンサーや有名プロデューサーが応募したと報道されたことで、注目を集めましたね。

しかも、一部メディアでは退職金とは別の特別加算金が1億円を超えるとも言われています。

博報堂DYホールディングス

出典:博報堂DYホールディングス

博報堂DYホールディングスは、有名広告会社である博報堂をはじめとした子会社の経営管理を主におこなう会社。

今回、社外に目を向けたキャリア形成の選択肢を提供して、社員の多様なライフプランを支援することを目的に「ライフプラン選択支援制度」として、博報堂と博報堂DYMP(メディアパートナーズ)で希望退職が募集されました。

(1)実施会社: 博報堂、博報堂DYMP

(2)対象者: 2022年3月31日時点で、満50歳以上59歳以下、勤続5年以上の社員

(3)受付期間: 2021 年 12 月 6 日~2022 年 1 月 14 日

(4)想定人数: 博報堂 80名程度、博報堂DYMP 20名程度

(5)退職日: 2022年3月31日

(6)支援内容: 通常の退職金に加え、特別一時金を支給するとともに、希望者に対し再就職支援を行う。

出典:「ビジネス変革を踏まえたライフプラン選択支援制度」の実施に関するお知らせ

2021年3月31日現在、連結で24,775名の社員が在籍しているので、今回の募集人数はそのうちの約0.4%です。

武田薬品工業

出典:武田薬品工業

製薬業(製造業)で国内トップシェアを誇る武田薬品。

2020年に社員の早期退職と転進を支援することを目的とした「フューチャー・キャリア・プログラム」を導入して、30歳以上の一部社員を対象に希望退職を募集しました。

また、翌年の2021年には42歳以上で勤続3年以上の特定の部署の社員を対象に希望退職を応募しています。

事実上の3年連続での希望退職募集となる今回2022年は、武田薬品の完全子会社である日本製薬でのリストラです。

東京ソワール

出典:東京ソワール

東京ソワールはレディースのフォーマルウェアの製造販売などを手がけるアパレル会社です。

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などで会社を存続していくために人員削減が必要になったことが希望退職者募集の一因。

(1)対象者:40歳以上の従業員(販売員は除く)

(2)募集人数:50名程度

(3)募集期間:2021年12月6日~2021年12月24日

(4)退職日:2022年1月31日

(5)優遇措置:退職者は会社都合として扱い、所定の退職金に加え特別退職加算金を支給するとともに、希望者に対しては再就職支援会社を通じた再就職支援を行う。 

出典:希望退職者募集の結果に関するお知らせ 

2020年12月末時点で、社員数は258人なので応募した44人はそのうちの約20%を占めることになるので、新型コロナウイルス感染拡大の影響の大きさが際立ちますね。

アステラス製薬

出典:アステラス製薬

アステラス製薬は武田薬品と同様に製薬業(製造業)で国内最大手の一つです。

今回の希望退職募集の背景としては、5カ年計画の達成などのために必要と言及していますが、さらに詳しい理由は公表されていません。

  • 実施会社:アステラス製薬・グループ会社アステラスファーマテックおよびアステラスグリーンサプライ株式会社
  • 募集人数:450名程度
  • 応募人数:650名
  • 退職日:2021年12月末日

2021年3月31日現在、連結ベースで15,455名もの社員数を誇り、今回の応募人数は全社員の約4.2%にあたります。

JT(日本たばこ産業)

出典:JT

JTはたばこ事業を大きな柱として、そのほかには医薬、加工食品事業を展開している、「ひとのときを想う。」でおなじみの有名な会社ですね。

そんなJTですが、たばこ事業運営体制の強化を目的として、2021年に以下の施策を発表しました。

‐ JT 社員 1,000 ⼈規模の希望退職募集等を実施

‐ フィールドパートナー(営業活動の補佐業務に従事するパートタイマー)制度の廃⽌に伴う該当パートタイマー1,600 ⼈規模の退職勧奨等を実施

‐ シニア社員(定年退職後再雇⽤された契約社員⼜はパートタイマー)150 ⼈規模の希望退職募集を実施

‐ 上記要員適正化については、退職時期を 2022 年 3 ⽉末として実施予定

上記に加えグループ会社においても、JT 九州⼯場及び JFT ⽥川⼯場の廃⽌に伴い退職勧奨等を実施する予定です。

出典:たばこ事業運営体制の強化について

ポイントとしては、社員に対して希望退職を募るだけでなく、社員を説得して合意のもと雇用契約を終了する退職勧奨も実施されました。

結果的に、JT社員1,169名を含む、合計2,868人が退職となりました。

2021年12月末現在、従業員数は単体で7,154人なので、今回の希望退職の応募者(社員)は全社員の約16.3%にものぼります。

オリオンビール

出典:オリオンビール

オリオンビールは沖縄に拠点をおく国内大手のビールメーカー。

こちらも新型コロナウイルス感染拡大の影響で、事業収益が落ち込んだことが大きな理由のようです。

  • 対象:30歳以上の正社員、嘱託社員、無期契約社員
  • 募集人数:なし
  • 退職日:2022年5月31日付
  • 優遇措置:人材派遣大手パソナの協力を得て再就職支援を行う

参考:琉球新報:オリオンビール、早期退職決定 30歳以上が対象 労組が合意

希望退職の募集内容で特徴的なのが、対象年齢です。

比較的若手の30歳代の社員も対象のため、実際にどれくらいの人が応募されるのか気になるところ。

富士通

出典:富士通

富士通は説明不要の国内大手の総合電子機器メーカー。

2020年度から活発に人事制度の改革に着手していて、ジョブ型人事制度を導入したり、2021年度には社内公募制度でグループ間での社員の異動を行ってきました。

そして、社外での新しいキャリア開発を求める社員に対して「セルフ・プロデュース支援制度」を導入して、希望退職を募集しました。

  • 対象者:富士通および国内グループ会社に所属する50歳以上の幹部社員(正規従業員、定年後再雇用従業員)
  • 応募者:3,031名

2021年3月末現在、従業員数はグローバル全体で126,400人なので、今回の希望退職の応募者は全社員の約2.4%にあたります。

ワコールホールディングス

ワコールホールディングストップページ
出典:ワコールHD

婦人下着メーカーのワコールも2022年11月に早期退職の募集をはじめました。

(1)対象者 2023 年3 月末日時点で勤続年数が15 年以上の株式会社ワコールの従業員で、販売職を除く以下の者
①満 45 歳以上の管理職層未満の正社員及び無期雇用契約社員
②満 50 歳以上の管理職層の正社員 ③定年後再雇用者
(2)募集期間(予定) 2023 年 1 月 5 日~2023 年 1 月 20 日
(3)募集人数 250 名程度
(4)退職日 2023 年 3 月 31 日
(5)優遇措置 通常の自己都合退職金に退職日の年齢に応じた特別加算金を上乗せ支給する

出典:連結子会社におけるフレックス定年制度の特別運用の実施に関するお知らせ

ワコールは2022年3月現在、連結で19,717人の社員がいるので、今回の250人程度の募集は全社員の約1.3%にあたるリストラです。

大王製紙株式会社

大王製紙トップページ
出典:大王製紙

エリエールでお馴染みの大王製紙も2022年11月に希望退職の募集を開始しています。

募集人数が未定でどれくらいの規模になるかはまだわかりませんが、情報入手し次第、アップデートします。

(1)募集人数: 未定
(2)募集対象: 65 歳未満の一定の条件を満たす管理職層 (勤続 3 年超)・40 歳以上の総合職一般社員層 (勤続 3 年超)
(3)募集期間: 2023 年 2 月 1 日 ~ 2023 年 2 月 14 日
(4)退 職 日: 2023 年 3 月 31 日付
(5)優遇措置: 通常の会社都合退職金に特別加算金を上乗せ支給することに加え、希望者に対しては、再就職支援会社を通じた再就職支援を行う。

出典:構造改革に伴う希望退職の募集及び、役員賞与の不支給についてのお知らせ

2021年大企業のリストラ一覧

2022年も名だたる企業がリストラをしていますが、過去2021年もあなたも聞いたことのある会社が早期・希望退職を募集し、多くの応募が集まりました。

ここでは一覧でご紹介します。

企業名 早期・希望退職の内容 募集人数 応募人数
スタンレー電気 49歳以上60歳未満で勤続年数10年以上の基幹社員 300 155
LIXIL 40歳以上かつ勤続10年以上の正社員 1200 965
KNT-CT ホールディングス 35歳以上の社員・近畿日本ツーリスト各社の従業員 - 1376
竹田印刷 勤続5年以上・満40歳以上の正社員、65歳未満の定年後再雇用社員 100 88
カシオ計算機 営業部門・スタッフ部門の勤続10年以上、45歳以上の一般社員と50歳以上の管理職社員 - 81
デサント 40歳以上の正社員、契約社員 110 124
キーコーヒー 51歳以上の社員、64歳未満の定年再雇用嘱託社員、一般嘱託社員 100 73
リケン 正規社員 150 103
三菱製鋼 40歳以上・勤続年数3年以上の社員及び再雇用者 100 98
近鉄グループホールディングス 45才以上の管理職、社員 - -
オリンパス 40歳以上・勤続3年以上の正社員、定年後再雇用者、無期契約社員 950 844
IMAGICA GROUP IMAGICA Labの社員を含め100名募集 100 105
ローランド ディー.ジー. すべての製造専任職及び年齢35歳以上の管理職、一般職、嘱託社員 150 190
藤田観光 40歳以上かつ勤続年数が満10年以上の社員、満5年以上の契約社員   315
三陽商会 全従業員が対象 150 180
ライトオン 40歳以上60歳未満の正社員 40 47
リーガルコーポレーション 50歳以上の社員および再雇用者 100 95
日本板硝子 40歳以上の社員 - 131
ワールド 対象会社に在籍の40歳以上の社員、定年再雇用者 100 125
幸楽苑ホールディングス 40歳以上・5年以上勤続の正社員 50 48
名村造船所 子会社の正社員や再雇用社員 250 248
東武鉄道 東武百貨店の40〜64歳の社員および再雇用契約社員 200程度 -
ANAP 正社員、契約社員、嘱託社員 20 40
本田技研工業 55歳以上の社員を対象に募った早期退職に2000人超が応募 - -
大和ハウス工業 45〜54歳・勤続10年以上の社員 - -
スズケン 満年齢が45~59歳の正社員 - 511
中京銀行 45歳以上の総合職、全年齢の一般職で銀行が適用を認めた行員 - 150
パナソニック 勤続10年以上の社員1,000人以上が応募 - -
サンデンホールディングス 国内グループ社員 - 196

毎年発生しているリストラ件数の推移

上場企業の早期・希望退職募集状況(出典:株式会社東京商工リサーチ

ここまで2022・2021年のリストラを実施した企業をご紹介しましたが、2009年以降、上場企業では約2,000〜20,000人規模で早期・希望退職者が募集されています。

募集している会社の中には、ここまで見てきた2022、2021年の早期・希望退職募集の一覧の中になったような、超有名企業もあります。

つまり、どんなに有名な会社だとしてもリストラのリスクは常にあるということです。

リストラが会社で起きたときの選択肢とメリットデメリット

早期・希望退職者募集があなたの会社で起きたらどんな選択肢とメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ここでは、あなたが募集の対象者であるとして考えてみましょう。

  1. そのまま会社に残る
  2. 早期・希望退職者に応募して転職
  3. 早期・希望退職者に応募して独立・企業
  4. 早期・希望退職者に応募してリタイア

1.そのまま会社に残る

メリット

  • 何もしなくていい

デメリット

  • また早期・希望退職の募集がかかる可能性がある
  • 会社の業績が悪くなると最悪倒産の可能性もある

2.早期・希望退職者に応募して転職

メリット

  • 自己都合の退職時よりも高い退職金がもらえる(退職金制度がある会社)
  • 経験を活かして年収を上げることができる

デメリット

  • 必要とされる経験・スキルがないと年収が下がる
  • 転職先が見つからない可能性がある

3.早期・希望退職者に応募して独立・企業

メリット

  • 自己都合の退職時よりも高い退職金がもらえる(退職金制度がある会社)
  • 会社に依存せずに稼げる

デメリット

  • いきなり自分で利益を生むのはむずかしい

4.早期・希望退職者に応募してリタイア

メリット

  • 自己都合の退職時よりも高い退職金がもらえる(退職金制度がある会社)
  • 働かなくていい

デメリット

  • 老後の生活費が足りなくなる可能性がある

あなたにはどの選択肢が魅力的にみえましたか?

人それぞれで正解は異なりますが、「そのまま会社に残る」以外を選べるようになると、一気にその後の人生の幅が広がることが簡単にイメージできますよね。

一番最悪なのは、会社に残る選択肢しかなく、最悪会社が倒産した暁には職を失ってしまうというシナリオです。

「今の会社に人生を縛られる生活」ではなく、自分から選んでいく人生の方が圧倒的に楽ですよね。

なので、ぼくはより有意義に生活するために、「可能な限り人生の選択肢を増やす」ことを推奨しています。

リストラ時代にこんな働き方は危険

超有名企業に勤めていたとしてもリストラとは切っても切り離せない関係であることはすでに述べました。

では、今の会社でどんな働き方やマインドでいる人が危険なのか、20・30代を想定してみてみましょう。

  • 新卒から同じ会社に勤めている人
  • ずっと同じ会社に勤めると決めつけている人
  • 年功序列に甘えて努力しない人
  • 「自分の市場価値はどれくらい?」と尋ねて即答できない人

「いい会社だから今の会社にずっと勤めよう」「年功序列で歳を重ねれば給料が上がるから・・・」といったマインドをもつ人に共通するのが、『キャリアの選択肢を自ら狭めて1つの会社に依存している』ということです。

これでは、いざ早期・希望退職募集があなたの会社でかかったときには、次の選択肢がほぼないので、仕事に困る可能性すらあり危険と言えます。

想像してみてください。特にあなたに家族がいる場合、仕事がなくなったときの影響は計り知れません。

そうならないためにも「リストラは自分とは無縁だ」と考えず、最悪の事態を想定し、20代、30代のうちからでもリストラを念頭において働き、キャリアを考えるのが得策です。

リストラされないために今すぐすべきこと

リストラはいつ今いる会社で起きてもおかしくはないので、常にこの3つを準備しているかどうかで大きな差が生まれてきます

たつの
順にくわしく解説していきます!

1.自分の市場価値を知っておく

自分の市場価値、つまり、「中途採用の人材市場であなたのスキルや経験、人間性がどれだけ評価されるか」を知っておくことがやるべきことのファーストステップ。

あなたの市場価値を知るための方法をおすすめの順でいくつかご紹介します。

ポイントは1つの情報だけに縛られずに、多角的に自分の価値を評価していくことです。

たつの
ぼくは以下のすべて併用して、新卒3年目から自分の市場価値を把握できてるのでので、ぜひ全部試してみてください!

市場価値については以下の記事でくわしく解説しています。

よく読まれている記事市場価値とは?自分の市場価値を知る・高める方法

1-1.診断ツールで自分の強みを知る

突然ですが、あなたの強みはなんでしょうか?

パッと言葉にできる人もいれば、「んー」と考えこんでしまった方もいるかもしれません。

個人的に自分の強みをすぐに言語化できる人ってすごいと思います。これは日頃からちゃんと「自分」ときっちり向き合っている証拠。

ぼくの周りでは強みをどんどん伸ばしている人が、圧倒的に会社で活躍しています。

たつの
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関連記事ASSIGN(旧VIEW)の価値観診断から何がわかる?診断結果を効果的に活かす方法

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関連記事これで無料?ミイダスのコンピテンシー診断がおすすめの理由と活用方法

1-2.転職サイト

転職エージェントと似ていますが、専任のコンサルタントがつかず、あなたのペースで求人情報を入手できるという特徴があります。

転職サイトでは求人検索することはもちろん、希望条件を設定しておくことで『企業からオファー』がもらえたり、『ヘッドハンターからスカウト』がもらえます。

どんなオファーがどれくらいもらえるかで、あなたの市場価値を知る手がかりになります

おすすめの転職サイトは2つ。

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関連記事【体験談】リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミと失敗しない使い方

1-3.転職エージェント

転職エージェントに転職支援を申し込むと担当のコンサルタントがヒアリングで、あなたの希望するキャリアを引き出してくれ、あなたに合う求人を紹介してくれます。

どれだけあなたに合う求人があるのかや、あなたの今の職種ではどんな『応募要件』があるのかをチェックしましょう。

ただそれだけでなく、「同じ業界の同じ年代の人と比較して、どんな経験やスキル、経歴が評価されるのか」を聞き出します。

これは、中学校や高校のクラスの中で学力テストで何位なのかを知るイメージに近いです。

たつの
他の会社の人と比較して、足りない経験やスキルがあればそれも教えてもらうこともできるので、今の会社で足りない部分を補っていくことができれば、今よりも市場価値を高められます。

  • 今の業界・職種に関連する求人の応募要件にどれだけ合致するか
  • 他社の人と比較して自分のレベルをコンサルタントから聞き出す

市場価値を知るためには、登録するエージェントは以下の2つがおすすめです。

求人数が業界トップクラスなので、あなたの経歴にあう求人も見つかるはずです。

2.転職を視野に入れたキャリアを描く

転職を視野に入れて常にキャリアをイメージすることによって、

  • いざという時にすぐに転職活動ができる
  • 他社を含めた活躍の選択肢が広がる
  • 年収を上げられる
  • やりたい仕事をするためにどんなスキル・経験を積めばいいかがわかる

といったメリットがあります。

今の会社の外に興味をもち目を向けることで、リストラに備えるだけでなく、あなたのキャリアの可能性を広げることができるのです。

方法としては、転職エージェントのコンサルタントに以下の点を相談して、情報収集をしましょう。

  • いまのあなたのスキルや経験、経歴で可能な転職先
  • 今後考えられるあなたのキャリアの選択肢
  • あなたが希望する会社や職種に転職するために必要なスキルや経験

注意として1社のエージェントから情報を入手しただけでは、情報の偏りがある可能性が非常に高いです。「多角的」に情報を収集しましょう。

そこで、おすすめは2-3社のコンサルタントに同じ相談をして「情報の確からしさ」を握ることです。

ぼくの場合は、実際に利用してみて信頼できるエージェントを2-3社決めて、コンサルタントに同じ相談をして入手できた似たような回答を信頼性のあるアドバイスとしてとらえています。

たつの
JACリクルートメントはコンサルタントが企業の採用担当者と直接やりとりをしているので、会社の内情にも精通していて情報の質が高く信頼できるので、特におすすめです。

おすすめエージェント①:JACリクルートメント

JACリクルートメント公式サイトトップページ

運営会社 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
公開求人数 約15,000
非公開求人数 非公開(全体の約60%)
対応エリア 全国、海外
主な利用者世代 20代後半〜40代
専門領域 全業界(IT、金融、コンサル、消費財、製薬など)・全職種
公式HP https://www.jac-recruitment.jp/

*2024年1月現在

JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス転職部門で4年連続オリコン顧客満足度No.1の転職エージェントです。

転職相談をして損はない、むしろ登録しないと損するくらい、外資系企業と日系グローバル企業への転職ではおすすめです。

コンサルタントが採用企業の人事との連絡窓口となっていて、企業情報を熟知しているため、他のエージェントよりもあなたがほしい企業情報を入手することができます

また、コンサルタントの領域の専門性も高く、誠実にサポートしてくれることもあり、利用者の満足度も高いのが特徴です。

\おすすめポイント/

  • 誠実丁寧なコンサルタントのサポートで満足して転職活動ができる
  • コンサルタントが企業から直接入手した情報をもとに、転職のミスマッチを防げる
  • 過去の面接事例を共有をしてくれ、英語面接も入念な準備と対策ができる

【JACリクルートメントの口コミ】

3人のエージェントの方にお世話になり、3人とも信念をもって対応して下さる、非常に信頼できる方でした。それぞれ担当の企業を最大限アピールするものの、最終的に押し付けたりすることはなく、私にとって納得のいく転職になるようチーム全員でサポート頂きました。
低い評価も多く見られ、大手のため所謂「アタリハズレ」は避けられないのかもしれませんが、私はここで転職のサポートを頂けて幸運だったと思います。
引用:Google

転職活動でお世話になりました。
2名のコンサルタントさんの紹介案件を進め、面談・選考対策等いただきましたがどちらも信頼できる方でした。こちらの希望もしっかりと聞いた上で紹介や交渉をいただけますし、面接後のフォロー等も適切でした。

転職を検討しているならばまず相談を とオススメできると感じていますが、業界・担当者により当たり外れがあるのかもしれません。私自身は今のところ満足していますのでこちらの評価としました。
引用:Google

スカウトから利用させていただきました。
【良い点】
•アドバイザーさんが話しやすい。
•積極的に求人をいただける。
•面接対策をしていただける。

【よくない点】
•分業制なので担当営業のごり押しがキツい人がいる。
•逆に企業担当者が企業を理解していない、スタートアップなどは連携不足がある。
•求人票と選考フローが違っている点がある。

スキルに自信があれば、まあまあ良い気がしました。
引用:Google

\かんたん3分で完了/

※登録後もお金は一切かかりません

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おすすめエージェント②:doda

運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 約20.0万
非公開求人数
対応エリア 全国、海外
主な利用者世代 20代〜40代
専門領域 全業界・全職種
公式HP https://doda.jp/

*2024年1月現在

dodaはリクルートエージェントに次ぐ求人数を保有していて、外資系企業の求人も豊富な日系の転職エージェントです。

キャリアカウンセリングを行うキャリアアドバイザーと、求人を紹介したり企業との交渉役を担ったりする専門スタッフの二面体制で転職をサポートします。

また、dodaは転職エージェントサービスと自分で求人検索ができる転職サイトが一体型になっている特徴があります。

そのため、dodaは初めての転職の人やとりあえず転職サイトだけでも見てみたい人におすすめのエージェントです。

\おすすめポイント/

  • 転職満足度No.1(電通バズリサーチ調べ)のサポートが受けられる
  • 業界2位の求人数にアクセスできる
  • 転職サイトと転職エージェント一体型でストレスなく自分で検索もできる
  • 業界・職種に精通した専門性が高いコンサルタントで安心してまかせられる

【dodaの口コミ】

 

\かんたん5分で完了/

※登録後もお金は一切かかりません

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おすすめエージェント③:リクルートエージェント

運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 365,610
非公開求人数 268,817
対応エリア 全国、海外
主な利用者世代 20代〜50代
専門領域 全業界・全職種
公式HP https://www.r-agent.com/

*2024年1月現在

リクルートエージェントは、驚異的な求人数を保有する国内最大の日系の転職エージェントです。

他社のエージェントが保有していない求人を持っている可能性も高くなるので、初めての転職の人や特に外資系に強いエージェントとの併用におすすめです。

また、リクルートエージェントには、現在の年収が高い転職者を支援する、ハイキャリア・グローバル転職を専門とするコンサルタントも在籍しています。

このハイキャリア専門のコンサルタントは、ヘッドハンターからのスカウトをもらうことのできる転職サービスのビズリーチの中でも、ヘッドハンターとしても活動していて、転職者と企業とのマッチングに長けています。

こういった業界・職種に精通した専門性が高いコンサルタントに担当してもらえるチャンスがあるのもリクルートエージェントの魅力です。

\おすすめポイント/

  • 転職支援実績No.1の経験豊富な転職エージェントのノウハウをもらえる
  • 非公開求人20万超えの国内最大数の求人にアクセスできる
  • 業界・職種に精通した専門性が高いキャリアアドバイザーのサポートを受けられる

【リクルートエージェントの口コミ】

過去も含めて3社利用しましたが、リクルートエージェントが1番親身に聞いてくれた気がします

前回の初転職でもちゃんと話聞いてくれて、導いてくれてる感が1番あったのは上記でした。私の友人も上記で何も妥協することなく今年の2月に転職してます!担当によるとは思いますがそんな感じです

引用:twitter

先日転職サイトってどんなもんだろと思ってリクルートエージェントに登録してみた。んで今日キャリアアドバイザーと電話面談してみたんだけど結構親身に考えてくれてとても良かった!

転職をゴリ押ししてくるわけでなくて今の年収と勤務時間等を伝えたうえで今後の転職先などアドバイスもくれた。

引用:twitter

\かんたん5分で完了/

※登録後もお金は一切かかりません

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外資系・グローバル企業には強いエージェントを選ぼう

外資系やグローバル企業に興味がある場合は、それらの会社の転職に強いエージェントを選ぶ必要があります。

なぜなら、英語での履歴書の提出や英語面接がある会社が多く、そのサポートに慣れているエージェントの方が有利に選考を進められるからです。

たくさんあるエージェントの中から、外資系・グローバル企業の転職に強いエージェントを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事外資系転職におすすめ転職エージェント5選【2022年最新】

3.キャリアの悩みを解消していく

言葉にうまくできないけど、なんかモヤモヤするぼんやりとした悩みはありませんか?

  • やりたいこと・目標がない
  • 今の会社でいいのかな
  • 今の仕事を続けるべきかな
  • 仕事が楽しくない

このような悩みがあると、いざ早期・希望退職の募集があったときに、応募するのかしないのかどっちを選択すればいいのか、すぐに判断をすることは難しいでしょう。

キャリアのモヤモヤにはキャリア相談が有効

ぼくも社会人7年目を超えて、「今の仕事が自分がやりたいことなのか」モヤモヤと悩むことが出てきました。

そのときに知ったのがキャリア相談(キャリアコンサルティング)です。

ポジウィルキャリアはキャリアコーチがあなたの悩み一緒に解決できるように真正面から向き合ってくれます。

たつの
今ならいずれも初回のカウンセリングが無料で受けることができるので、この機会にあなたのモヤモヤを言語化してもらい整理してみてくださいね。

心がスーッと少し軽くなりますよ。

\初回限定45分の無料カウンセリング/

毎週水金土日に無料体験会も実施中!

関連記事45分で答えがみつかる?ポジウィル無料カウンセリングを受けた結果...

それ以外にも無料で受けられるキャリア相談をまとめているので、ぜひ悩み解消の際は、以下の記事をご覧ください。

関連記事キャリア相談でモヤモヤ解消!無料のおすすめ5選

まとめ:リストラを見据えたキャリア作りをしよう

以上、最新の大企業のリストラ状況とリストラに備える方法を解説しました。

リストラに備える時のポイント

  • 自分の市場価値を知る
  • 転職を視野に入れたキャリアを描く
  • キャリアのモヤモヤを解消する

人生100年時代と言われる現代、いかにうまく世を渡り歩いて長く働いていくかは、20代30代からの備え次第です。

リストラにおびえることなく、楽しいキャリアを歩んでいきましょう!

よく読まれている記事【知らないと損する】市場価値とは?自分の価値を知りたい・高めたい人必見の3ステップ

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  • この記事を書いた人

たつの

外資系企業で部下なしマネージャー|外資での勤務経験は7年以上。純ジャパ、海外留学・在住経験なし、初めての海外旅行は25歳。英語が全くできない状態から独学で学習を重ね、ビジネス英語を習得。その英語力を活かし、グローバルな環境で活動中。これまで利用した転職サイト・エージェントは20社以上。FP2級。外資転職に関するご相談はお問い合わせフォームへ

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