こんにちは、たつのです。
出世をあきらめて平凡に生きたい
出世できなくてつらい・・・
このような思いから出世をあきらめようと考えている人は少なくないはず。
ぼく自身は社会人になってからずっと出世欲がありますが、管理職クラスになってからは、「出世しない生き方もありなのでは?」と考えることもあります。
実際、出世をあきらめると、それまで張り詰めていた気持ちが解放されるので、気が楽になります。
ただ、出世をあきらめるのはメリットだけでなく、デメリットもあるのでしっかりおさえておきましょう。
本記事からわかること
- 出世をあきらめるメリット・デメリット
- 出世をあきらめたらまずやるべきこと
この記事を読むと、どのような心構えで出世をあきらめるのがよいのかがわかります。
出世ができないとわかったときに取るべき行動は以下の記事をぜひ参考にしてください。
関連記事悩むな!出世できないとわかったら考えるべきたった2つの選択肢
目次
出世を諦める3つのメリット
メリット1:気持ちが楽になる
「早く昇進しないと周りに抜かれてしまう」
「今年も上に上がれなかった・・・」
「また失敗してしまった・・・、これで出世は無理かな」
など、挙げたらキリがないですが、出世欲がある以上、上の役職に上がるための考えごとはあとを絶ちません。
でも出世をあきらめると、それに関連する心配事に悩まされることはなくなり、一種の緊張感から解放されます。
想像するだけで気持ちが楽になりますね(笑)
メリット2:仕事に力を入れすぎなくていい
昇進試験や面接がある会社もなかにはあり、出世を考える上では、最低限の成果は必要です。
成果をだすために多少のプライベートを犠牲にしている人も少なくないはず。
出世をあきらめると、仕事を頑張りすぎる必要もなくなりますし、今よりもプライベートの時間を大切にすることが可能です。
メリット3:責任が今以上重くならない
上のポジションになればなるほど、会社の中で経営者に近い目線が求められるようになり、その人の存在のビジネスにおける重要性はどんどん高まっていきます。
つまり、担う役割の責任が重くなります。
この「責任が給料と割りにあわないんじゃないか」と考える人も少なくないですよね。
出世することでより重くなる責任や仕事のプレッシャーを受けずにすむのは、多くの人にとってのメリットです。
出世を諦める5つのデメリット
デメリット1:仕事のモチベーションが下がる
これまで「出世」を仕事のなかで目標にしていた人にとっては、それをあきらめることで、人生で成し遂げたい目標の一つを失うことを意味します。
ちょっと大げさに聞こえるかもですが、ぼくは新卒入社から出世を目標にしているので、その目標がなくなれば仕事のモチベーションをどこに向ければいいのかがわからなくなります。
それに、仕事するのが嫌になるかもしれません(笑)
なので、出世をあきらめたときには、仕事の代わりに打ち込める何か、例えば趣味や運動、家族との時間などをもつことは人生の充実を図るためには必要なことです。
デメリット2:給料は上がりにくくなる
出世あるあるでよく聞くのが、非管理職から管理職に上がっても給料は同じ、もしくは上がっても雀の涙という悲しい事実。
これは本当で、非管理職のときにでていた残業代は管理職になれば裁量労働となって支給されなくなります。
そうなると、もともと残業が多い人にとっては、たとえ昇進で基本給が上がったとしても、非管理職のときのほうが給料は高いなんてことは実際におこります。
しかしながら、一度管理職に上がってからは、昇進ごとに基本給が上がっていくので、最終的には出世したほうが高い給料をもらえる可能性は高くなります。
これは厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査でも、役職の有無での給料の違いは明らかです。
なので、今の役職のままでは将来的に給料は上がりにくくなります。
デメリット3:将来リストラのリスクがある
最近でも大企業が早期退職・希望退職を募って人員を削減する傾向があります。
では、会社がリストラを考えるときに、真っ先に削減したい人材はどんな人でしょうか?
コスパが悪い、つまりは、得られる成果のわりに給料を多く支払っている社員がそれに該当します。
例えば、部下のマネジメント経験がないまま年齢を重ねていって、若手よりも高い給料をもらいつつも、成果は同じくらいであれば、将来リストラのリスクがあります。
関連記事大企業リストラ一覧【2022年最新版】|リストラ時代を生き抜く方法
デメリット4:年下が上司になる
上司って年上であることが一般的ですが、同期や後輩が出世していくと、最終的にあなたよりも年下の社員が上司になる可能性があります。
これは成果主義が基本の外資系企業では珍しいことではないんですが。
ぼくの上司が年下だったら正直、はじめはかなり抵抗があるのは簡単にイメージできます(笑)
出世をあきらめたときには、あなたより年下の社員が上司になることは覚悟しておきましょう。
デメリット5:人生がつまらなくなる
総合して、確実に人生もつまらなくなります。
なぜなら、社会人になってから定年するまで、人生のほとんどの時間を仕事で過ごし、その仕事のやりがいが失われるからです。
出世の虫となって、それがやりがいに感じていた人には人生までもが退屈になるのは簡単に想像できるのではないでしょうか?
出世を諦めたらまずやるべきこと
出世をあきらめるメリットは十分あるけど、その分のデメリットがあることもわかっていただけたと思います。
でも安心してください。「出世をあきらめる」ことをあきらめましょうと言いたいわけではありません。
次からはあきらめた後になにをしたら、デメリットをカバーしていけるのかを解説します!
やること①:将来のキャリアプランを考える
昇進して役職が変われば仕事の範囲や内容、仕事で関わる人も大きく変わっていきます。
逆に昇進しなければ、それらはあまり変わらないでしょう。
同じ会社の中だけであなたのやりたいことを見つけるのには限界もあります。
おすすめしたいのは、社外のキャリアも視野に入れながら、キャリアプランを立てていくことです。
例えば、今の会社では他部署に異動しても、やりたいことができないから、1年以内をめどに○○をするために同業他社や新しい業界への転職をしよう、といった感じです。
ちなみに、今の会社で出世をあきらめても、社外には出世のチャンスが隠れている可能性もあります。
視野が狭いばかりにチャンスを見落としてしまっては、すごくもったいないですよね。
チャンスに気がつけるかはあなた次第。ふだん目にしていない社外の景色にも興味をもって、キャリアプランを考えましょう。
もし今後の方向性に迷ったら、キャリア相談をしてみると突破口が見つかるかもしれません!
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やること②:自分の市場価値を把握しておく
あなたは自分の市場価値がどれくらいか知ってますか?
常に自分の価値を把握していないと、この先の将来、いざというときに働ける会社が見つからないなんてことは全くない話ではありません。
例えばリストラで次の職を急いで見つけないといけないとなったとしても、あなたの市場価値が高くなければ、あなたが納得できるような転職先はすぐにはみつかりません。
でも、常日頃から自分がどれくらい世の中から評価されているのかを知ってさえいれば、前もって自分の価値を高めることもでき、急を要した転職にも対応ができます。
自分の身を守るためにも、あなた自身の市場価値はこのタイミングで把握しておきましょう。
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出世を諦めても油断は禁物
以上、出世をあきらめることの重要性と注意点について、解説してきました。
出世を諦めるときのポイント
- いざというときに備えよう
- 出世のないキャリアプランを考える
- 自分の市場価値を把握する
出世をあきらめるといろんなしがらみから解放されるので、総じて楽になります。
ただその一方で注意点もあるので、上記のポイントを押さえることが重要です!
また、出世できないとわかったときに何をすべきかは以下の記事をぜひ参考にしてください。
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