こんにちは、たつのです。
社会人3年目はだれもが悩む時期と言われたりしますが、本当にみんな悩みます(笑)
特に「社会人になって2年経ったのに全然成長を感じない...」「新卒のときの3年目の先輩と比べるとものすごい差を感じる...」などなど。
このように感じるのは主に3つの根本原因があるためです。
- 技量の問題
- 仕事があなたに合っていない
- あなたが考える成長できる環境ではない
でも実は「成長してない...」と感じたときって、「成長する」チャンスなんです。
この記事では社会人3年目のあなたが一刻も早く「成長できる環境」を見つけ出し、その環境に身をおくための方法をステップバイステップでお伝えしていきます!
後半には対処法の診断チャートも用意しているので、ぜひ参考にしてください!
本記事からわかること
- あなたにとっての成長できる環境の見つけ方
- 成長できる環境で仕事する方法
この記事を読めば、あなたがこれから成長できるヒントが得られます。
目次
成長していない...そう感じたときが実はチャンス
「成長していない...」と感じたときは、行動に移すチャンスです。
【危険】同期は社内だけでなく社外にもいる
社会人になったばかりだと、仕事を覚えるのに夢中で自分の会社のことしか考えられないですよね。
でもその盲目の状態はその後のキャリアを考える上ではすごく危険です。
なぜなら、社会人同期は社内の同期だけでなく、社外含めておよそ40万人もいて、そのなかには桁違いに成長する人が一定数いるから。
危機感を感じとってもらいたかったので、極端に全業界含めた同期になる人数を挙げましたが、本来はその規模感で考える必要はありません。
少なくとも同じ業界・同じ職種単位で他の会社にいる同世代はみんなライバルと考えましょう。
行動に移せる人は多くない
残念ながら、「成長できない」という状況にそもそも気づかない(興味がない)人や気づいていても気づいていないふりをする人は少なくないです。
最終的に「行動できるかどうか」でその後の人生は決まります。
理由は簡単。行動しないと何も変わらないからです。
「成長していない」と社会人3年目という超若手の段階でせっかく気づいたので、ぜひこの記事を参考に行動に移して、あとあと後悔のない選択をしましょう!
繰り返しますが、モヤモヤに気づいた今が行動するチャンスですよ!
成長していないと感じる主な3つの根本原因
社会人3年目のよくある悩みとしては・・・
- 同じミスを繰り返してしまう....
- 先輩が自分と同じ社会人歴だったときと比べて、断然仕事ができないと感じる...
- 自信をもって仕事に臨めない....
これらを掘り下げていくと、大きく3つの原因が考えられました。
成長できないと感じる3つの原因
- 技量の問題
- 仕事が合っていない
- 成長できる環境の会社ではない
どれも一瞬で解決できるものではないので、この原因に対して具体的にどうやってアプローチしていくのかは後述します。
その前にあなたにとっての成長環境とは?を掘り下げていきましょう!
求める成長環境は人それぞれ違う
ひとえに「成長したい!」と言っても、人それぞれ求めるものは異なります。
つまり、まずはあなたにとっての「成長」や「成長できる環境」がなんなのかを次から明確にしていきましょう。
そんなのもう知ってるよ!という人はスキップして「成長を感じないときの対処法3STEP」をご覧ください!
STEP1:なぜ成長したい?
以下の例を参考にしながら、まずはあなた自身に「なぜ成長したい?」と問いかけてみましょう!
年収を上げたい
成長して周りから認められれば、それに見合った給料をもらえるかもしれません。
あの若くしてリクルートホールディングスの社長に就任している出木場久征さんも、「お金持ちになりたい!」という気持ちが根底になって、今のようにキャリアを駆け上がっていったそうです。
仕事を楽しむため
仕事を楽しめることは、人生そのものを楽しむことにもつながりますよね。
また、将来懸念されている労働人口不足解消のため、今後ますますシニアでの活躍が期待されます。
せっかく人生の大部分を使って働くわけなので、仕事は楽しい方が◎。
このへんの価値観はプロフィール紹介のなかでも触れていますので、よかったらご覧ください。
できることを増やすため
1つのことに対して専門性を高めるのではなく、いろいろな経験やスキルを身につけるのも成長を感じることにつながるでしょう。
ぼくは1つのことで1番になるのではなく、5つくらいのことでそれぞれ100番くらいのスキルを身につけたいと考えています。
将来マネジメントをしたいため
現場を経験して、早い段階で「マネージャーになってピープルマネジメントしたい!」という人。
そのためには若いうちに爆速で仕事を経験して、ステップアップしていきたいですね。
将来やりたい職につくため
マネジメント職に限らず、今の会社ではできないけど、「〇〇をやりたい!」という気持ちがあれば、早く成長して次のステップに移りたいと思います。
周りからすごいと思われたい
いわゆる「承認欲求」。「あの人、最年少で出世してすごいね」とか言われたり思われたら、嬉しくない人はいないですよね。
STEP2:成長できる環境とは?
では次にあなたにとって成長できる環境を考えてみましょう。
そのときには1つ目で考えた「なぜ成長したいのか?」の答えとリンクさせると、いろいろでてくるはずです。
例えば、
なぜ成長したい?:
「年収を上げたい」
↓ 年収を上げられる環境=成長できる環境
成長できる環境とは?:
「がんばりがそのまま給料に反映される」「認められれば実力に応じて昇進できる」
こんな具合です。
英語力を鍛えられる環境
海外駐在のチャンスや海外出張、海外の社内外の人と仕事する職種のある日系グローバル企業や外資系企業がその一例です。
まずは英語を使える環境に身をおいて、次のステップでさらに英語レベルを磨ける、英語でビジネスの交渉をするといった仕事ができるような環境に入っていく。
そんな流れもありかもしれません。
関連記事英語ができない!でも外資系企業に転職できる?【経験者が解説】
多くの良質な経験を積める
例えば、以下のような2つの環境。どちらが多くの経験を積めそうでしょうか?
- 担当プロジェクトは1つだけ、めちゃくちゃホワイトでいいけど業務量が物足りない環境
- プロジェクト数は5つ、業務量は多めだけど生産性を上げることを意識しながら働ける環境
パッと見は断然2の方が多くの経験積めそうですよね。
実際、1の環境で得られる経験が10として、2では50得られるとしたら、2-3年でものすごい差がつくのは容易に想像できるはず。
個人的には量だけでなく、自分の能力が上がる質(レベル)の高い経験が得られるかも重要視しています。
実力主義の環境
日本の大手企業で徐々に実力主義の人事評価制度を導入している一方で、いまだに年功序列が残る会社が多いです。
年功序列はいくらがんばって仕事で成果を残しても、それが報酬として反映されない、若手ゴロシの古臭い制度(窓際族と呼ばれる恩恵を受けている人もいますが笑)。
その点、実力主義の環境では成長したい気持ちとうまくマッチするでしょう。
成長をサポートする環境が整っている
成長をサポートするような環境というと、
- 企業の人材育成方針として「個人の成長」を謳っている
- 等級ごとの社内研修やスキル習得研修(社内外問わず)
- 社内公募制度など
企業として人材育成をどのように考えているかは、日本の会社であれば、コーポレートサイトに掲載していることが多いですね。
あとはあなたがどのようなポイントを重視するかによっては、上記以外にもきっとあるはずです。
裁量が大きい
これはすでにご紹介した「多くの良質な経験を積める」と関係するところです。
裁量が大きい、すなわち、あなた自身が物事の決断をしやすい状態です。
より自分で考え行動することが求められるので、その分成長できる環境と言えます。
好きなことができる環境
好きな仕事をできていれば、やりたくない仕事をやっているときと比べて、相対的に成長できる状態という至極当たり前な考え。
ですが、実際どれくらいの人が「心からやりたい!」と思っている仕事ができているのでしょうか。
就活で納得のいく内定がもらえず、イヤイヤ今の会社で働いている、なんてことも。
やりたいことが仕事としてできるというのは、多くの人にとって成長するための1つの条件となるでしょう。
STEP3:成長できる会社とは?
さいごのステップとして、ここまでを踏まえて、あなたにとっての成長できる会社を挙げてみましょう。
ステップ2で挙げた「成長できる環境」がある会社はそのまま〇〇の会社と置き換えることでOKなので、ここでは記載は割愛します。
それ以外の特徴的な会社を参考に挙げていきます。
成長過程の会社
成長過程の会社でなにがよいかというと、新しい経験を積むチャンスが多くあることです。
なぜかというと、会社(事業)が大きくなればその分従業員が必要になり、マネージャーの枠も増える(昇進のチャンス)。
ときには組織自体が変わり、新たなポジションが創設されたりすることも(未知の経験のチャンス)。
会社の規模感や安定性は、IR情報などをもとに吟味して転職先として選ぶ必要がありますが、少なくとも保守的に横ばい成長の会社では得られない経験はできるのでおすすめです。
成長業界の会社
業界として成長段階にあれば、企業自体も成長段階にあり、より多くのことを学び成長できるチャンスがあります。
成長業界としては、ITのSaas(サース)や近年話題の仮想空間(メタバース)など。
あなたがなにをやりたいかによって成長業界を選べるかは変わるので、もしあなたの希望とマッチすればくらいでよいでしょう!
共感できる企業理念の会社
企業理念など経営者の思考・方針に共感できるかどうかは意外と重要です。
例えば、あなたは顧客の喜ぶ顔をみるのが嬉しくて仕事をしているのに、実際の経営は顧客の利益は度外視で会社の利益最優先。
これは極端な例ですが(笑)、言いたいのはそういうことです。
経営者に共感できるのかは、通常の会社選びの基本でもあります。
成長を感じないときの対処法3STEP(診断チャート付)
ここまで3ステップであなたにとって成長できる会社を考えてきましたが、以前より具体的にイメージできるようになりましたか?
さいごに成長を感じないときの対処法をこちらも3ステップで紹介していきます。
ここまでに考えをまとめた「成長できる会社」も念頭におきながら、今後のアクションを考えていきましょう!
対処法STEP1:自己分析で仕事の適性を見極める
以下のように成長できないと感じる場合、根本原因としては「あなたに適した仕事ではない」可能性が考えられます。
対処できる成長できない原因
- 同じミスを繰り返す
- 先輩社員と比べてできないと感じる
- 自信をもって仕事に臨めない
それを確かめるためには、自己分析をして今の仕事に対する適性を確認するのが何よりも大切です。
そこでぼくがこれまでに実際に試した「やりたいことをみつける」自己分析のなかから、最適なものをピックアップしました。
特に以下の1つでも当てはまる人には、この書籍は読んでみる価値があります。
- いまの仕事が嫌だ
- いまの仕事は嫌いじゃないけどモヤモヤする
- 自分がなにが好きで、なにが得意かわからない
- 自分の天職をみつけたい
もしどれにも当てはまらない場合は、「3.サポートツールを使って適職をチェック」へスキップしてください。
せっかく自分と向き合うなら、あなたにも心から楽しいと思える仕事に出会っていただきたいので、以下のような流れで、「心から喜べる+適職」の条件を満たす仕事をみつけていきます。
1.喜びを感じることを洗い出す
ここでは上でご紹介した書籍のなかで登場する20のワークのうち、2つだけご紹介します。
参考 - あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析
ワーク1:心が喜ぶことリスト
以下のそれぞれの時期で、夢中になっていたこと、楽しい・嬉しいと感じたことなど、喜びを感じられたことを思い出して、すべてリストしてみましょう。
- 幼少のとき
- 小学生のとき
- 中学生のとき
- 高校生のとき
- 学生時代のとき
- 大人になって
- 最近、夢中になっていること、楽しいこと、嬉しいこと
ワーク2:喜びの源泉をみつける
次は先ほどのワーク1で挙げられた「心が喜ぶこと」を深掘りして、喜びのもとがなんなのかを特定していくワークです。
百聞は一見にしかず。
ポイントは「なんで」「どこが」「どんな」と好きなポイントを掘り下げていくこと
掘り下げていったら、さいごにいくつかのポイントに共通する「喜びの源泉」を特定していきます(写真中の赤字がぼくの「喜びの源泉」)。
はじめはむずかしく感じますが、ワーク1で挙げられた「心が喜ぶこと」全部に対して同じようにやっていくと、徐々に慣れていきます。
2.いまの仕事に「喜び」が含まれているか確認
上記で洗い出した喜びがいまのあなたの仕事で感じられるか確認してみましょう!
「喜びの源泉」が含まれる仕事をしている
→いまの仕事があなたのやりたいこと・適職である可能性が高い
「喜びの源泉」が含まれない仕事をしている
→いまの仕事があなたに向いていない可能性がある
心から楽しい、嬉しいと感じられる仕事をしていれば、
3.サポートツールを使って適職をチェック
診断ツールを使えば、あなたのいまの仕事が合っているのかチェックするのにかなり役立ちます。
ミイダスのコンピテンシー診断とパーソナル診断では、ビジネスマン/ウーマンとしての行動特性やあなたの生まれもった個性を診断してもらうことが可能です。
▼コンピテンシー診断
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▼パーソナリティ診断
あなたが生まれ持った特性や今のコンディションを診断し、どのように仕事で最大限の力を発揮できるかを分析
特に、ミイダスのコンピテンシー診断ではあなたの行動特性と合わせて、適性の高い職種も無料で分析してもらえます。
関連記事これで無料?ミイダスのコンピテンシー診断がおすすめの理由と活用方法
対処法STEP2:「成長できる会社」を見極める
次のステップでは、あなたにとって成長できる環境の優先順位をつけていきます。
なぜ優先順位をつけるかというと、より条件を満たす環境をもつ会社を選びやすくするためです。
具体的に「STEP3:成長できる会社とは?」で追って考えた、あなたにとって成長できる会社を優先順位順に並べてみましょう!
例:成長できる会社ベスト3
- 実力主義の環境
- 多くの経験を積める
- 成長過程の会社
対処法STEP3:成長できる会社に転職する
さいごはここまでで見つけた、あなたにとっての「成長できる会社」に入るために転職活動をはじめる段階です。
20代におすすめ3社
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先延ばしにせず、思い立ったときにエージェントに登録することをおすすめします!
ぼくがはじめての転職を決意したのは仕事帰りの路上でした(笑)
少しでも早く成長できる環境に身をおきましょう!
おまけ:なぜ成長できないと感じるのかわからない人へ
フローチャートで、今の仕事も楽しくて合っていると思うし、あなたの考える成長できる環境にもいる、でも以下のように感じる場合の対処法を最後のさいごに一緒に考えましょう!
- 同じミスを繰り返す
- 先輩社員と比べてできないと感じる
- 自信をもって仕事に臨めない
結論としては、今までの仕事の取り組み方を振り返り、さらに大元にある原因を探してみるのがよいでしょう。
自分と向き合う時間をつくって振り返ってみると、気づきがあるはずです。
残念ながら、一人でも悩んでいても答えは見つかりません。「気がついたら時間だけ過ぎていた...」なんてことになりかねません。
20代の大切な時間を「悩む」ことに使わないでください。
ポジウィルキャリアではこれからのあなたのキャリアをどうやって歩んでいけばいいのかを、カウンセラーが親身になってあなたの話を聞いてアドバイスしてくれますよ。
関連記事45分で答えがみつかる?ポジウィル無料カウンセリングを受けた結果...
成長していない...そう感じたときがチャンス
大切なので再掲しましたが、「成長していない...」と感じてどうにかしようとしているときは、今の状況を打開するチャンスです。
あとあと後悔しないように、いま行動に移しましょう!
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