英語を使わなくても仕事に支障がないから外資系企業に入ったのはいいものの...
いろいろな事情で英語を使わざるを得ない状況になってしまって、英語がただただつらいと感じる人も少なくないです。
でも、英語を使う業務をサポートするための手法やあなたの英語力を少しだけでも伸ばすことができれば、今の英語ができなくてつらい気持ちはだいぶ楽になります。
そこで、この記事では、外資系企業で働く僕が英語がつらいという気持ちを少しでも和らげる方法はいくつかご紹介します。
読み終えると、あなたに合う「外資系企業で英語がつらい」の対処法を見つけることができます。
でもぼくのようにどんなに英語ができなくても、正しい方法でコツコツ勉強さえすれば、着実にですが、確実に英語力は伸びます。
TOEIC点数の推移
▶︎本学習開始前
▶︎本学習開始3ヶ月後(150点↑)
▶︎本学習開始1年3ヶ月後(275点↑)
このようにTOEICが上がった方法は以下ですべて公開しているので、ぜひのぞいてみてください。
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関連記事初心者がビジネス英語を身につける勉強方法【たった3ヶ月でTOEIC150点アップ】
目次
まず英語が嫌いかどうか
前提として、英語が嫌いかそうではないかのどちらかであるかを把握することは、外資系企業で英語がつらい状況を改善するためには非常に重要です。
あなたは英語が嫌いですか?
英語が嫌い・・・
「英語が嫌い」なあなた、英語が嫌いなのは全然異常なことではないです。
だって、日本の教育で、学校で英語を学ぶだけでは、実際に英語で海外の人とコミュニケーションをとるなんてことはできないですし、英語を使える!という実感が学生時代に得られていないので、なかなか好きになれる人って少ないと思います。
「どうやって発音するかわからないし…」
「単語覚えるのも嫌い…」
「TOEICの勉強しても全然頭に入ってこない…」
など、「英語が嫌いの理由」はいろいろあると思います。
とは言っても、仕事で英語が必要である以上、そうは言ってはいられないので、まずは「英語が嫌い」から脱出できるか確かめるために、あなたが英語ができるようになったときのことをいくつか想像してみましょう!
- 英語をスラスラ話して、外国人と英語で会話を楽しむ自分
- 英語を駆使しながら海外旅行を楽しんでいる自分
- 洋画を字幕なしで楽しんでいる自分
- 洋楽もサラサラ頭に入ってくる自分
英語ができる自分を想像すると、なんだかワクワクしませんか?
「なんか少しワクワクした」っていうあなたは、ぜひこの後の英語がつらいの対処法をご覧になっていってください。
「いやいや、どうしても英語は好きにはなれないよ」というあなたは、こちらから最終の対処法の結論にスキップすることができます。
英語が嫌いじゃなければOK
なぜなら、僕も社会人になるまで、英語は特に好きではなかったです。
でも、今では仕事で海外出張行ったり、海外の人とそれなりに話したりできるようになっていますし、今は英語が好きで、英語を使っていろいろな海外の人と話したいって思います。
外資系企業で英語がつらいのはこんなとき
外資系で「英語がつらい」って感じるのってどんなときでしょう。
- 海外からのメールが読むのがしんどい
- 手順書が全部英語でなんて書いてあるか理解するのに時間かかる
- 海外へのメールに英語で返信が大変
- 作成する書類が全部英語!
- 海外との電話会議で全然聞き取れない&話せないで悲しい
- 挙げ句の果てに、上司が外国人になってつらい
など、パッとあげてみただけでもこれだけありますので、会社によってさらに「英語がつらい」となる環境があるかもしれません。
リーディング(読む)、ライティング(書く)、リスニング(聞く)、スピーキング(話す)のいずれかだったり、またはどれかとどれかを組み合わせた複合的な原因が背景にあります。
なので、それぞれをサポートするための手法やあなたの英語力を少しだけでも伸ばすことができれば、つらさはだいぶ楽になるはずです。
英語が嫌いじゃなく、「英語をどうにかしたいっ!」という気持ちがあなたに少しでもあれば、次から挙げる対処法をぜひ試してみてください!
あなたの「外資系で英語がつらい」という気持ちが和らいでいくと思います!
ビジネスレベルの英語力を身に付けたい方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
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関連記事初心者がビジネス英語を身につける勉強方法【たった3ヶ月でTOEIC150点アップ】
それでは始めてみましょう。
対策①:英単語帳へ登録(読む & 書く)
あなたはこんなふうに思った経験ありませんか?
「この単語の意味なんだっけ」
「この単語前も調べた気がする」
社内の英語のメールや英語の手順書を読んでいて、わからない単語があった時に調べると思いますが、なかなか覚えられなくて、何度も同じ単語を繰り返して調べたりして、手間だなって思うことありますよね。
繰り返して調べることって単語を覚えるのには効果的ですが、仕事中に何回も調べてると時間かかってしまいます。
そこで、アルクが提供しているオンライン英和辞書の英辞郎ProLiteを使うと、無料で英辞郎辞書で調べた単語を自分の単語帳に登録することができるんです。
▼ステップ1. ProLiteの登録をして、ログイン後、単語帳をクリック
すると、一度調べた気がすると思った時は、この単語帳から簡単に見つけ出すこともできますし、例えば毎週月曜の朝にこの単語帳をみて復習する、なんてこともできます。
▼ステップ2. 英和単語帳と和英単語帳
これで、わからなかった英単語の管理が可能になり、単語帳代わりにもなり一石二鳥です。
対策②:翻訳ツール(読む & 書く)
英語のメールや手順書の内容を確認するときには、翻訳ツールを活用すると便利です。
慣れないうちは単語を1つ1つ調べながら意味を確認するより、はじめから翻訳ツールを使ったほうが時間の節約になります。
Deep L 翻訳ツール
翻訳ツールというとGoogle翻訳がパッと頭に浮かぶかもしれませんが、Deep Lというツールもあります。
ファイルを丸々翻訳する機能は有料ですが、文章翻訳なら無料でできます。
▼Deep L翻訳ツールを使った翻訳は感じ
▼Google翻訳はこんな感じで少し変な翻訳になることも
こんな感じで個人的にはGoogle翻訳よりも精度がいいような気がします。
Google翻訳だと、「ここをもう少しどうにかして」って思うようなところも、Deep Lだと違和感なく翻訳してくれます。
翻訳ツールはどんどん活用しましょう。
対策③:文法を学び直す(読む & 書く)
英語の文章を読んだり、英語の書類を作成するときになると、自分が書こうとしている英文が正しいのかわからなかったり、中学・高校で習った気がすると思うような文法も怪しかったり、基本的な英文法がわからないと全然進まなかったりします。
「1億人の英文法」は最終的には英語を書き、英語を話せるという実用的な英語力を読者に身につけてもらうことを目的とした本です。
高校生から社会人まで幅広く愛用できる本に設計されていて、英文法を学び直すだけでなく、英語を感覚的に身につけるために活用できる本になっていますので、文法を学び直したいと思ったときにうってつけです。
対策④:よく使う英語定型文の単語登録(読む & 書く)
英語のメールの作成も定型文を持っておくと悩まずに時間も節約することができます。
PCには単語登録機能があるので、例えば以下のような何かをお願いしたい時に使うフレーズも、「Could」とキーボードで入力したら、変換で以下の文章が丸々入力されるようにPCを設定しておくのも一つです。
「依頼したいときなんて書いたらいいんだっけ?」といちいち悩まなくて済みます。
頼みごとをするときの丁寧な表現
- Could/Would you (please) … by XXX?
XXX(いつ)までに…していただけませんか? - Could/Would you (please)… at your earliest convenience?
お手すきの時に…していただけませんか? - I would appreciate if you could …
…してもらえたら嬉しいです。
締めの表現
- If you have any questions, please let me know.
何か質問があれば、お知らせください。 - Please feel free to ask me any questions.
遠慮なくご質問ください。
対策⑤:リスニングの向上(聞く)
ここでは大きく2つの方法についてご紹介します。
以下の2つだけを毎日10分でも15分でもいいので、継続してみてください。
会社でネイティブが話す英語が少しずつ以前よりも理解できるようになるはずです。
じっくり着実にリスニング力を伸ばしていきましょう。
毎日10分でもいいので、継続することが重要!
英語耳を作る
あなたは「彼女のshe」と「海のsea」を正しく発音できますか?
いずれもカタカナに起こしたら「シー」ですが、英語の発音の仕方では明確な違いがあります。
こういった違いを知ることは、リスニングの基礎を作って、リスニング力を伸ばすことができます!
英語の発音を学ぶには、英語耳がオススメです。
全ての発音記号の正しい発音の仕方が、一つ一つ図になっていて、口や舌をどうやって動かせばいいかが初心者でもわかりやすくなっています。
正しい英語が発音できるようになる
英語が聞き取れるようになる基礎を作る
はじめはきっとうまく発音できないですが、繰り返し練習していくことで、2, 3ヶ月後には少しずつ発音に慣れ、自分の成長を感じられるはずです!
僕も最初は全くうまく発音できませんでしたが、徐々に口が慣れてきたのをよく覚えています。
綺麗な発音かどうかは置いといて、今では英語を話すときは、自然と口がその発音の形に動くように体に馴染みました。
ネイティブ英語に毎日触れる
英語のスピードに慣れるために、毎日英語を聞きましょう。
ネイティブのスピードに慣れる
ネイティブの発音がどんな感じか慣れる
自分の成長を知る
僕は米国のabc newsのアプリでライブニュースを毎日、寝るとき以外は聞いていましたが、YouTubeでもPodcastでもTEDでもなんでも構いません。
できれば、ネイティブの英語がいいです。
あなたが聞きやすいと思う音源で毎日聞いて、ネイティブのスピードと発音に慣れましょう。
ネイティブの英語って日本人からしたらすごく早いですよね。
この「早い」って感覚がなくなるだけで、リスニングが楽しくなります。
英語耳での発音訓練と合わせることで、数ヶ月後には
「前は全然何言ってるかわからなかったのに、今は前よりわかる!」
「ネイティブ英語が早く感じない」
などと、自分の成長に気が付けるはずです。
対策⑥:英語を言葉にする練習(話す)
英語を話す力の基礎を作るために、シャドーイングが有効です。
シャドーイングは英語の音声の後を追いかけるように、同じ英文を言葉に出す練習方法です。
対策⑤と併用で、スピーキング力を効率よく上げることができます。
いきなり難しい英文をやるのではなく、中学生レベルの簡単な英文を使うのがポイントです。
「みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング」では、中学生レベルの簡単な英文の音声が付属のCDに入っているので、それを使って、実際にシャドーイングをするものです。
最初は難しく感じると思いますが、これも毎日少しずつ継続することで、本のタイトルの通り、「みるみる」スピーキング力が身についていきます!
対策⑦:英語が話せない恥を捨てる(話す)
対策⑤と⑥と併用したいのが、英会話レッスンです。
英語を話すために障害になる「恥ずかしい」という気持ちをなくすため
英語を話す機会を増やすため
どうしてもはじめは自分の英語に自信を持てないと「恥ずかしい」と思ってしまったり、「間違った英語を使いたくない」と思って、全然うまく英語を話せません。
また、英語を話す機会が圧倒的に不足しているので、話す機会を持つためには有用です。
DMM英会話は無料体験として25分のオンラインレッスンを2回、計50分を無料で利用することができます。
とてもお得なので、まず海外の人と英語で話してみるのにオススメです!
僕もこのDMM英会話の無料体験レッスンを2回受けたのを皮切りに、徐々に英語の恥ずかしさを克服していきました。
なので、まずは「発音とか文法を間違って話したらどうしよう」とかは気にせず、 海外の人と英語を話すことに慣れましょう!
≫【25分レッスンが2回】DMM英会話の無料レッスンを体験する
以下の記事では、ビジネス英会話を身につけるためのオンライン英会話を厳選して3つ紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
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あわせて読みたいビジネス英会話におすすめのオンライン英会話3選【歴2年9か月の僕が厳選】
対策⑧:英語を使わない会社に転職する
ここまで、仕事で効率的に英語を使う方法や英語の基礎勉強方法をご紹介しました。
それでも、「どれをやってもうまくいかないな」「自分には合わないな」となったら、奥の手として、英語を使わない環境に転職することも考えてみてください。
転職するメリット
- 英語を使わなければならないストレスがなくなる
- 英語を身につけてから、また外資系企業に再チャレンジもできる
日系企業へ転職するなら、転職エージェントの中でも求人数が豊富な以下の2社がおすすめです。
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英語を好きにはなれない場合は、英語を使わなくてすむ環境に身を置いた方がストレスもなく、あなたに優しい選択になることは間違いありません。
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