本記事からわかること
転職で失敗したくないし、実際に転職する前に、どんな人が外資系企業に向いていないのか知りたいですよね。
結論、以下のいずれかに当てはまる人は外資系企業は合わない可能性が高いです。
外資に合わない人の特徴
1.年功序列を重視する
2.英語のコミュニケーションや異文化を好まない
3.受け身思考
4.成長意欲がない
5.年下の上司に抵抗がある
この記事では、実際に日系企業から外資系企業へ転職した僕が感じる、外資系企業に合わない人の特徴4つを理由とともに解説します。
この記事を読み終えると、外資系企業に合わない人の特徴を理解することができ、あなたの外資系企業との適性を見極めることができます。
「はじめての外資系転職を成功させる方法全9ステップ【外資社員が教える】」では、はじめての外資転職のロードマップやおすすめの転職エージェント3選も公開しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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あわせて読みたいはじめての外資系転職を成功させる方法全9ステップ【外資社員が教える】
目次
外資系企業には向き不向きがある
日系企業にも当てはまることですが、人によって外資系企業の向き不向きがあります。
外資系に合わないのに転職してしまうと、会社で居心地が良くなくなるだけでなく、またすぐ別の会社への転職をしないといけなくなったり、とあまりいいことがありません。
なので、転職前にあなた自身の外資系企業との相性を見極めるのってかなり重要だったりします。
ただ、誰も後悔をしたくないと思うので、転職する前に、どういった人が外資系に向いていないのかをイメージできているのは必要です。
外資系企業への転職で後悔しないために必要なことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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関連記事外資系企業への転職でありがちな失敗6選と対処方法
外資系企業に合わない人5つの特徴
外資に合わない人の特徴
1.年功序列を重視する
2.英語のコミュニケーションや異文化を好まない
3.受け身思考
4.成長意欲がない
5.年下の上司に抵抗がある
1.年功序列を重視する
年功序列を好む人が外資に合わない理由は、外資が実力主義だからです。
年功序列は年齢とともに給料や役職も上がっていく、古き良き日本の制度なわけですが、残念ながらほとんどの外資系企業には年功序列はありません。
つまり、長く勤めさえすれば、高い給料や役職が約束されることはないので注意が必要です。
安定した雇用を求めるなら、まだ日本企業でキャリアを積むのがいいですよ。
2.英語のコミュニケーションや異文化を好まない
なぜ英語アレルギーの人は外資系企業に不向きなのか、その理由は2つです。
- 英語を使わない職種でも社内のメールや資料は一部英語だから
- 外資系企業でのキャリアアップには英語が必要になるから
英語の情報が多い
海外本社からの英語のメールや海外と共通の手順書など社内での情報は英語が多いです。
英語を毛嫌いしてしまうと、重要な海外からのメールを読み飛ばしてスルーしてしまったり、英語の手順書を読めずに挫折したり、外資系企業で働く上での障壁がどうしても出てきてしまいます。
キャリアアップに英語が必要
また外資系企業では基本的に昇進していくためには一定の英語力が必須です。
なぜなら、日本の部のトップレベルになってくると、海外本社・支社との英語でのコミュニケーションが増えてきたり、上司が海外の人になるからです。
いくら部長のポジションに就きたくても、英語ができなければ、上司は引き上げてくれません。
あくまでもここで外資系に合わないのは、英語を使うことに対して嫌悪感がある人で、以下のような人は全然OKです。
ただ単に英語が苦手
入社時に英語が話せないけど、英語を頑張って話せるようになりたい
英語力を必須条件にしてない企業も
実際に、英語を採用の必須条件にしていない職種がある会社の中ではあります。
そういった会社では、社員の英語力アップをサポートする研修や補助金支援などを用意していたりもします。
いくつかの会社の例を挙げると、
IT: マイクロソフト
Q 英語が話せないと採用されないのでしょうか?
開発職以外では、採用時の必須条件にはなっていませんが、求められる英語力は職種によって異なり、米国本社や他国と連携をとりながら仕事をするような場合は、相応のレベルが求められます。
また英語を通してより大きな仕事を任されたり、コミュニケーションの幅が広がることもあります。英語はこれからのビジネスに非常に大きな役割を果たします。必須条件ではないとはいえ、勉強をされることをお奨めします。
ただ、不安のある方でもマイクロソフトでは各種語学研修を提供していますので、入社してからもご自身の努力次第で英語力を伸ばすチャンスが十分にあります。
マイクロソフト 中途採用に関するFAQ
医療機器メーカー:GEヘルスケア
Q どのくらいの英語力が必要ですか?また、英語教育制度はありますか?
応募職種によって、求められる英語のレベルは異なります。社内にはそれほど英語を必要としない職種もありますが、メールが英語の場合もありますし、英語のスキルによってキャリア形成の幅も広がります。
スキルアップのために、福利厚生メニューの1つとして、英会話教室の受講優待制度もあります。
GEヘルスケア FAQ
投資銀行:モルガン・スタンレー
Q: 英語力はどのくらい必要ですか?
A: ビジネスエリアや仕事内容によっても異なりますが、ポジションが上がるにつれ英語での会議も増えます。仕事の理解を深めることでこうした場面に慣れていきますので、自信が無いからといって遠慮する必要はありません。社内トレーニングでも様々なレベルの英会話やネゴシエーションのクラスを提供しています。ただし、いずれ英語力は必要になりますので、学生の間にできることは始めておきましょう。
Morgan Stanley - Frequently Asked Questions
コンサル:アクセンチュア
Q. 英語力は重視されますか?
募集職種によってはビジネルレベルの英語力が求められますが、全ての職種において入社時必要な条件ではございません。ご入社後に英語力を伸ばしたい方には、様々なトレーニングもご用意しています。
accenture - 採用FAQ
ビジネスレベルの英語力(TOEIC700点以上目安)をこれから身につける人は、「どうにか頑張ってビジネスレベル以上の英語を身につける!」という英語の勉強に対する強い意志を持っていることが外資系企業への転職の必須条件です。
3.受け身思考
受け身思考の人が外資系企業に合わない理由は以下の2つです。
- 目標に向かって率先して行動する人が求められるから
- 自ら行動して結果を出した人が評価されるから
上司やチームメンバーから指示をもらえないと行動に移せないでいると、周りから「自分で主体的に物事を考えることができない」と思われます。
会社では個人で仕事をするのではなく、基本的にはチームで、また他部署の人と協働しながら進めることがほとんどです。
そうなると、社内で一緒に働く人と信頼関係を築いていくことは難しいです。
結果、チームの目標を達成することができないなんてことも起きます。
外資系企業では自ら率先して行動していく人を求めています。
もし、「自分は受け身なことが多いんだよな…」と感じる場合は、今からでも「まずは自分で考えてみる」ことを強くオススメします。
4.成長意欲がない
成長意欲がない人が外資系企業に合わない理由は以下の2つです。
- 実力主義・成果主義の人事制度では評価されないから
- 最悪の場合は解雇も…?
前提として、ここでの成長とは必ずしも昇進することではないです。
昇進にあまり興味がない人であれば、与えられたポジション(役職・役割)の仕事を長年極めていくことも成長です。
外資系企業は基本的に実力主義・成果主義の人事制度を持っていますので、みんな結果を出そうと頑張ります。
そういった個人の姿勢は成長する気がないと一発で上司に見透かされ、結果も出なければ評価は当然周りの人と比べて悪くなります。
他の社員と比較して、結果が出なければ毎年の評価は悪くなりますし、評価を改善する姿勢がみられなければ、会社に居続けることも難しくなるでしょう。
一度悪い評価とったら即刻クビということは基本あり得ないですが、改善を促されてもそれに従わなかったりすると、就業規則に規定している解雇の条件に合致した場合は、最悪は解雇の可能性もあります。
5.年下の上司に抵抗がある
年下の上司がNGの人が外資系企業に向かない理由は以下のとおりです。
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外資系企業では上司と部下の年齢の逆転が日常茶飯事のため
僕自身はまだ経験ないですが、実際に周りで上司の方が年齢が若い現象は全然珍しくなくて、実力主義をとる外資系企業では本当によくある光景です。
30代後半〜40代くらいになってくると上司が自分より若いというのが増えてくる印象があります。
外資系企業に向いている人6つの特徴
一方で外資系に向いている人の特徴は以下のとおり。
外資が向いている人
- 上昇志向がある
- 英語力を高める意志がある
- アピールできる人
- 自信をもって自分の意見を発信できる
- 変化を楽しめる
- 他人の出世をやる気に変えられる
ぼくは「1. 上昇志向」「2. 英語力を高める意志」これだけ持って外資系の門をくぐりました。
成長する意欲と英語を話せるようになりたいと思う気持ちさえあれば、あとは入社後自己研磨するだけです。
- 上昇志向がある
- 英語力を高める意志がある
繰り返しになりますが、上の2つの特徴さえ当てはまれば、外資系との相性はOKです。
なのでまずは、次で紹介する外資系に強い転職エージェントに登録して、求人を紹介してもらってください。
外資に向いている人におすすめ転職エージェント3社
外資系企業への転職を成功させるためには、適切な転職エージェントを選ぶことが重要です。
なぜなら、外資に強い転職エージェントでは外資系企業の求人が多いだけでなく、転職支援実績も多く転職を成功させるためのノウハウが蓄積されているからです。
あなたには大切な時間を無駄にしてほしくないので、外資に転職したからこそわかる、おすすめの転職エージェントと転職サイトを厳選して3社ご紹介します。
転職エージェント | おすすめポイント |
JACリクルートメント |
外資・グローバル企業特化エージェント 誠実丁寧なコンサルタントのサポート。 企業情報に精通。 オリコン顧客満足度調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」4年連続No.1。 |
リクルートダイレクトスカウト |
ハイキャリア特化のスカウトサービス 職務経歴書を登録すれば、待つだけで5,000を超えるヘッドハンターからスカウトをもらえる。 転職エージェントの登録では出会えない求人に出会える。 |
エンワールド・ジャパン |
外資・グローバル企業特化エージェント あなたに合うキャリア・求人をチームで提案。 誠実な対応が魅力。 無理な転職はすすめられない。 |
コンサルタントが直接企業の採用担当者とつながっていて、企業情報に精通しているのではじめての外資への転職でもミスマッチを防ぐことができます。
1. JACリクルートメント:求職者からの圧倒的支持率No.1!
運営会社 | 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント |
公開求人数 | 約15,000 |
非公開求人数 | 非公開(全体の約60%) |
対応エリア | 全国、海外 |
主な利用者世代 | 20代後半〜40代 |
専門領域 | 全業界(IT、金融、コンサル、消費財、製薬など)・全職種 |
公式HP | https://www.jac-recruitment.jp/ |
*2024年1月現在
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス転職部門で4年連続オリコン顧客満足度No.1の転職エージェントです。
転職相談をして損はない、むしろ登録しないと損するくらい、外資系企業と日系グローバル企業への転職ではおすすめです。
コンサルタントが採用企業の人事との連絡窓口となっていて、企業情報を熟知しているため、他のエージェントよりもあなたがほしい企業情報を入手することができます。
また、コンサルタントの領域の専門性も高く、誠実にサポートしてくれることもあり、利用者の満足度も高いのが特徴です。
\おすすめポイント/
- 誠実丁寧なコンサルタントのサポートで満足して転職活動ができる
- コンサルタントが企業から直接入手した情報をもとに、転職のミスマッチを防げる
- 過去の面接事例を共有をしてくれ、英語面接も入念な準備と対策ができる
【JACリクルートメントの口コミ】
3人のエージェントの方にお世話になり、3人とも信念をもって対応して下さる、非常に信頼できる方でした。それぞれ担当の企業を最大限アピールするものの、最終的に押し付けたりすることはなく、私にとって納得のいく転職になるようチーム全員でサポート頂きました。
低い評価も多く見られ、大手のため所謂「アタリハズレ」は避けられないのかもしれませんが、私はここで転職のサポートを頂けて幸運だったと思います。
引用:Google
転職活動でお世話になりました。
2名のコンサルタントさんの紹介案件を進め、面談・選考対策等いただきましたがどちらも信頼できる方でした。こちらの希望もしっかりと聞いた上で紹介や交渉をいただけますし、面接後のフォロー等も適切でした。転職を検討しているならばまず相談を とオススメできると感じていますが、業界・担当者により当たり外れがあるのかもしれません。私自身は今のところ満足していますのでこちらの評価としました。
引用:Google
スカウトから利用させていただきました。
【良い点】
•アドバイザーさんが話しやすい。
•積極的に求人をいただける。
•面接対策をしていただける。【よくない点】
•分業制なので担当営業のごり押しがキツい人がいる。
•逆に企業担当者が企業を理解していない、スタートアップなどは連携不足がある。
•求人票と選考フローが違っている点がある。スキルに自信があれば、まあまあ良い気がしました。
引用:Google
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2. リクルートダイレクトスカウト:5,000以上のヘッドハンターからのスカウト
【リクルートダイレクトスカウト基本情報】
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開・非公開求人数* | 約35.8万 |
求人数(600万円以上) | 約14.2万 |
対応エリア | 全国、海外 |
専門領域 | 全業界・全職種 |
ヘッドハンター数 | 約5,100 |
*2023年1月現在
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営する完全無料の転職スカウトサービス。
何と言っても魅力的なのが、職務経歴書を登録すれば、あとは待つだけで5,000を超えるヘッドハンターからスカウトをもらうことができること。
通常、転職エージェントに登録しているだけでは出会えない求人にもぼく自身アクセスできるようになり、「もっと早くに登録しておけばよかった…」と思ったくらいです。
転職活動をしていなくても、あなたの市場価値を測るためにリクルートダイレクトスカウトに登録する価値は存分にあります。
この機会にぜひ登録してみてください。
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【リクルートダイレクトスカウトの口コミ】
スカウトサービスってあまり期待してなかったんだけど、リクルートダイレクトスカウトは8割くらい受けてみたいと思う求人紹介してくれる感じ。
— 現役人事マンの転職活動 (@manJINJIman) May 26, 2022
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あと年齢にあったハイキャリア向けのサービスもいろいろきますよ
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3.エンワールド・ジャパン:チームであなたの転職をサポート
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
公開求人数 | 約1,000 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
主な利用者世代 | 20代後半〜50代 |
専門領域 | 主にライフサイエンス、製造、IT、消費財、金融、コンサル |
公式HP | https://www.enworld.com/ |
*2024年1月現在
エンワールド・ジャパンは外資系・日系グローバル企業へのミドル~ハイクラス転職に強みを持つエージェントです。
転職まではもちろん、入社してからも状況確認の連絡もあり、転職後に会社に定着して働けるようにサポートしてくれます。
企業の内情にも精通しているコンサルタントが丁寧に対応してくれるので、初めての転職で外資系や日系グローバル企業を目指す人におすすめしたいエージェントです。
また、今ならエンワールド・ジャパンの転職エージェントサービスに登録すると、PROGOSというビジネス英語のスピーキング力を約20分で測れるテストを無料で1回受験することができます。
自分の英語のスピーキング力がどれくらいか一度も計測したことない人やこれから英語力を活かして転職したい人は、このタイミングにぜひテストを受けてみてください。
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- 年収800万以上の求人に常に出会える
- 無理な転職はすすめられず、あなたにあったキャリアをチームで提案してくれる
- 転職後も定着のためのサポート・気配りをしてもらえる
【エンワールド・ジャパンの口コミ】
アドバイスはとても的確で、非常に親身になって意見を聞いてくれる。先方からの情報共有もその都度行っていただけるので、とても安心できた。知人におすすめできる転職エージェント。
出典:Google
担当者の方のアドバイスが的確で助かりました。面接に関するアドバイスや、転職前の会社での振る舞い方など、転職活動中における疑問点や不安点を的確に教えて頂けました。希望の転職が叶い、元にいた会社の方々とも円満な関係にいます。とても対応に満足しています。
出典:Google
タイムリーな対応と、該当企業に関する見識の深さについて、非常に信頼できる会社、信頼できるコンサルタントでした。どのコンサルタントも親切丁寧な対応をしてくれます。
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外資系企業に合わない人の特徴まとめ
以上、一般的に外資系企業に向かない人の特徴をご紹介しました。
外資系に合わない人
- 年功序列を重視する
- 英語のコミュニケーションや異文化を好まない
- 受け身思考
- 成長意欲がない
- 年下の上司に抵抗がある
もしあなたが外資系企業に適しているかよくわからない場合は、まずは外資系の転職に強い転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
\かんたん3分で完了/
※登録後もお金は一切かかりません
はじめて外資系企業へ転職する場合は、事前にあなたが合うのか合わないのかを見極めて、後悔のない転職をしましょう!
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